こんにちは、まゆこです!
社会人1年目の皆さんは、毎日右も左も分からないまま一生懸命仕事に向き合っていると思います。
とにかく仕事が出来るようにならないと、周りに認められないのではないかと焦っている人も多いでしょう。
けれど、新入社員皆さんの仕事の出来不出来には、正直殆ど差はありません。たまたまその時、その業務に対して出来る人出来ない人がいるだけで、成長速度はほぼ同じだと毎年新人教育をしている時にも感じていました。
そして、「仕事が出来る人=周りの先輩や同僚に受け入れられる人」ではありません。
実は、周りに認められ受け入れられやすい人は、みんな同じようなポイントを押さえて行動しているのです。
この記事では、そんな社会人1年目のみなさんが、職場の先輩や上司に認められて働きやすい環境にしていくための基本行動をまとめてご紹介していきます。
社会人1年目で不安を感じている人や、自分は大丈夫かなと思う人はぜひ参考にしてみて下さい。
こんな方におすすめ
- 先輩とのコミュニケーションが上手く出来ない
- 職場の雰囲気に慣れない
- 周りに受け入れられてないような気がする
がむしゃらにやっているからこそ、上手く仕事が出来るかな、早く覚えないといけないなど、自分の業務の事ばかり考えていたりしませんか?
仕事を覚える事も大切ですが、職場が皆さんにとってより働きやすい環境になる為必要な事があります。
では、そんな社会人1年目のみなさんが職場でやるべき基本の10のルールをご紹介していきます。
目次
社会人1年目の10のルールリスト
社会人1年目の10のルールとは?
【その1】明るく元気な挨拶をしよう
挨拶は、人とのコミュニケーションの中でもとても大切な事です。初めて会った時には、その人の第一印象を決める大きな要素になりますし、顔や名前をはっきり覚えてなくても「挨拶の元気な人」などといったその時感じた印象は残りやすいので、気を付けておきたいですね。
「おはようございます!」「お疲れ様です!」といった基本の挨拶は、欠かさず実施しましょう。
挨拶が苦手だと感じる人もいるかもしれませんが、慣れない人達と会話するよりも難易度は低いと思いますので、コミュニケーションが苦手だと感じている人こそ挨拶だけはしっかりしておくように意識しましょう。
ポイント
- 元気な挨拶は顔や名前よりも印象に残る
- 出勤時と退勤時は必ず挨拶をする
- 会話するより挨拶の方が難易度は低い
【その2】メモは必需品、言われた事は取り合えず書く
社会人1年目は、先輩や上司から仕事の内容を教えて貰う事も多いでしょう。その時に言われた事をメモに取るようにしましょう。メモを取って聞いている姿勢を見せる事で、相手にもしっかり話を聞いているんだなという印象を与える事が出来ます。
また、最初の内は緊張していますし、見て話しを聞いている時はなんとなくわかったような気持ちになってしまいますが、後から一人でやろうとすると「あれ、ここどうだっけ?」という事が多々出てきます。
そんな時にもメモを取っていれば確認しなおす事が出来ますし、数日たって忘れてしまった時に見直す事も出来ます。
ポイント
- 言われた事は取り合えずメモを取る
- 後で忘れた時にメモがあると助かる事が多い
- 聞いている姿勢を相手に伝える事も重要
【その3】相槌をうち「話を聞いています」を表に出そう
リアクションも無く、何も言わずに話を聞いていると、自分としては真剣に話を聞いているつもりでも、相手にはそうは見えないでしょう。
指導してくれる上司や先輩の話を私はちゃんと聞いていますよというアピールをするのも、教える為に時間を取ってくれている人への気配りです。
理解出来る所は「はい」と返事をしながら、話を聞くようにしましょう。分からないとことはその場で「●●のところはこうするという事で合っていますか?」という風に具体的に質問すると良いですね。しっかり話を聞いているんだなと感じて貰えます。
ポイント
- 先輩の話を聞いていますよアピールは大事な気配り
- 「はい」と言いながら、時に頷きながら話を聞く
- 質問は内容を具体的伝える
【その4】悪口や愚痴は会社では言わないで
ついつい言いたくなる仕事や人間関係の愚痴ですが、いつどこで誰が聞いているのか分からない社内で発言するのは避けておきましょう。
また、昼休憩や夜の食事に誘われ「会社でない場所だから無礼講だよ」と言われた時でも、先輩や上司が同席してる場合は仕事内容の相談などに留めておく方が無難です。
社内の自分の知らない繋がりがあり、うっかり口にした愚痴が本人に伝わってしまう事もあります。
どうしても言いたい時はプライベートな場所か、気の許せる同僚間での話に留めておくと良いでしょう。
ポイント
- 愚痴や悪口は社内では言わないでおくのがベスト
- 終業時間外の「無礼講」にも注意
- 疲れた時は職場と関係ない人か信頼できる同期に
【その5】報連相は確実に、しかし空気を読んで
仕事をする上で「報告・連絡・相談」が大切なのは皆さんもすでにご存じかと思います。
この報連相を適切に行う事は、チームで仕事をする上で欠かせない事です。ただ、報連相はやみくもに何もかも伝えればいいわけではありません。
適切なタイミングがとても重要なのです。
報告をしたけれど遅すぎる、連絡がギリギリになった、という状況ではきちんと伝えたとは言えません。また、相手が忙しい時や余裕が無い時に中身の無い相談や報告をすると嫌がられてしまいます。
「●●の件で確認したい点があるのですが、今5分だけお時間よろしいでしょうか?」というように、要件と所要時間がはっきりわかるように声を掛ける事がポイントです。
ポイント
- 「報告・連絡・相談」は確実に実施
- 相手の状況を確認して適切なタイミングを見図る
- 要件と所要時間を明確に伝える
【その6】社内の怖い人・ボスをチェック
最初内は、社内の人がどんな人間性なのか全く分からない状況です。その為、人間関係のストレスも今まで以上に感じてしまう事でしょう。
また、外見や普段の言動では分かりにくい、けれど影響力があって出来れば敵に回したくないという、いわゆるボスのような存在が会社にはいます。
役職が上というだけでなく、単に性格が面倒で関わりたくないタイプや、自分が一番でないと機嫌をそこねるタイプ、普段は温厚なのに急にキレる、小さな事を誇張して噂を広めるタイプなど、そんなちょっと癖のある人たちを見極める事も平和に仕事をする上で押さえておきたいポイントです。
また、そのような人達がいたとしても同じ会社にいる以上、避けて通るわけにはいかないでしょうから、必要以上に関わらずにあくまで仕事の中での付き合いに留めておくと良いでしょう。
ポイント
- 面倒な相手でも避けられない事も多いので、仕事中のつきあいと割り切るのもアリ
- 表面上の言動だけで相手を判断しない
- 癖のある人達とのコミュニケーションには注意する
【その7】お礼は毎回しっかり、はっきりと伝える
どんな相手であっても、自分に対して何かをしてくれた事にはしっかりお礼を伝えましょう。
意外に思うかもしれませんが、お礼をきちんと言える人は少ないです。自分が得をする場面でしか感謝を伝えない人もいます。
例えばそれが、もう終わった仕事に対してのフォローだったり、必要のない資料を持ってきてくれたなど、その時の自分にメリットも無い事であったとしても、自分に対して時間をかけて何かをしてくれたというその行動や気持ちに感謝を伝えて下さい。
分からない事を教えて貰った時には「良く分かりました、ありがとうございます!」と伝えると相手も嬉しく感じます。
ただし、同じように自分も他の人からも感謝されようと思わないで下さい。感謝を期待してしまうと、相手が言ってくれない事に無駄にがっかりしてしまいますので、見返りを求めずに行動しましょう。
ポイント
- 自分に何かをしてくれた気持ちや行動に感謝する
- 「ありがとうございます」とはっきり相手に伝える事が大切
- 逆に人からの感謝は求めすぎないようする
【その8】上手くいった時は周囲を立てておく
社会人1年目の皆さんは、他の慣れた人達がやるよりも大変な労力と時間を使って仕事を完了させていっているでしょう。そんな、頑張った自分を認めて貰いたい気持ちはとても分かります。ですが、何もかも一人でやってきたわけではありません。サポートしてくれた先輩や上司がいたはずです。
上手く行ったときに自分の成果をアピールする事自体は悪い事ではありません。積極的に伝えて良いでしょう。
その時にさりげなく「●●先輩にここを教えて貰ったお陰です。」「●●課長のアドバイスのお陰です。」といった、フォローしてくれた人への感謝を口にする事で、周りからの評価もより良くなります。
同僚が手伝ってくれた時にも「●●のお陰で助かった。」という言葉を伝えるなど、周りとの関係性を良くしていく言動を心がけましょう。
ポイント
- 相手の名前と感謝を口にするようにする
- 言葉に出すことで周りとの人間関係を良い方向へ変化させられる
【その9】出来るふりはしない、嘘はつかない
出来ない事や分からない事は、素直に認めて教えを乞うようにしましょう。
出来ないのに「出来ます」と言ってしまったり、分からないのに「知っています」と言ってしまうのは社会人1年目によくある事です。
前に教えて貰った事なので同じことを聞きにくい、これ位出来ないと思われたくない、という気持ちから口に出してしまいがちですが、これは良くありません。
不安な時は、「以前教えて頂いたんですが、ここだけ確認させて貰ってから取り組んでよろしいでしょうか?」「●●の内容の事でしょうか?」など、自分の中に残っている情報を出して不足分を教えて貰いながら進めていくようにしてみて下さい。
そして、ミスや失敗をしてしまった時には、それを隠したり嘘でごまかしたりする事が一番悪手です。正直に内容を報告して対処法の指示を仰ぎましょう。
ポイント
- 出来ない事を出来ると言わない、知らない事を知っていると言わない
- 何が分かって何が分からないのかを相手に伝えるようにする
- ミスや失敗は正直に報告する
【その10】自分の意見を出しつつ、コミュニケーション
自分に自信が持てない時期なので、何もかもが受け身になってしまうというのも社会人1年目にありがちな状態です。
受け身すぎると何を考えているか良く分からないという印象を上司や先輩に与えてしまいますし、積極性が無いと評価される事にも繋がります。
「自分はこうだと思っているんですが、先輩はどう思われますか?」など、自分の意見を伝えつつ相談する事で相手もアドバイスしやすくなります。
自分の意見を伝える中で、時には笑われるような事を言ってしまったとしても大丈夫です。それは今までの社内の常識ではない新しい切り口なのかもしれませんし、誰も質問しなかっただけで誰もが分からない点を突いたかもしれないからです。むしろ、笑われるくらい意表を突く事を発言出来る自分凄いと思っていたら良いでしょう。
ポイント
- 消極的になりすぎないように、自分の意見を伝えられるように思考の準備する
- 自分の意見を交えて相談すると相手もアドバイスしやすい
- 笑われる事は気にしない、発言する事の方が重要
まとめ
いかがでしたか?
今回は社会人1年目必見!「仕事が出来る事」よりも大切な基本の10のルール!をご紹介してきました。
慣れない環境で何をするにも大変だと感じるでしょうが、誰でもいつか仕事は覚えていきます。成長速度はスタートダッシュタイプもいれば長距離タイプもいるので、周りとの差を感じる事もあるかもしれません。
ですが、ある程度の期間をおいてみた時その差はあまりありません。むしろ日々の先輩達への挨拶や仕事への姿勢があなたのまわりの環境を知らない内に良い方向へ整えていってくれるでしょう。
誰もが少しづつちゃんと前に進んでいるので、不安な事も沢山ある新社会人生活だと思いますが、自分らしく一歩づつ頑張っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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