こんにちは、まゆこです!
仕事で失敗した時、どうしてこんな事も出来ないんだろう、周りに迷惑をかけてしまった、こんなに頑張っているのにと、ネガティブな気持ちがどんどん沸いてしまってどうしようもなく落ち込んでしまう事ありませんか?
本当は、失敗を冷静に受け止めて次に繋がるように分析したり、あっという間にリカバリーして挽回したり出来る自分でいたいと思うでしょう。
けれどそれが中々上手く出来ない、まず冷静になれないし、落ち込む気持ちが立て直せない、そんな風に自分が嫌になってしまう前に失敗しても大丈夫な理由を見てみて下さい。
今回は、失敗しても大丈夫だと思える理由と立ち直り方をまとめてご紹介しています。
失敗しない人なんていないってわかっているけど割り切れないという人、落ち込んだ気持ちを元に戻す方法を知りたいという人にぜひ見て頂きたいです。
失敗の捉え方
私も過去にたくさん失敗してきました。それはもう沢山です。数えきれないというか思い出せないほどです。
そんな失敗ばかりの私なんですが、よく同僚や部下に


と質問されていました。おかしな話ですよね。
自分では沢山失敗していると感じているのに、周りから見るとその逆に見えたようです。
「成功ばかりを沢山しているのではなく、その分みんなよりもっともっと失敗しているんですよ」
と、私は答えていましたが、なかなか信じてもらえませんでした。でもこれが本当にそのまま答えだったので困ってしまったものです。
上手くいくまでどんどん挑戦しただけであって、最初から大成功した事なんて一回もありません。成功割合を打率で現わしていたなら他の皆さんの方が良かったと思います。
沢山失敗したから慣れて大丈夫になったかというとそうでもないのですが、自分の中で失敗の捉え方は変わっていきました。
今回ご紹介するのは、私が沢山の失敗と成功を経て学んだ、どうして失敗しても大丈夫だと言えるのかという理由と、それでも落ち込んでしまった時の対処方法です。
仕事で失敗しても大丈夫な理由
①失敗した事のない人はいない
まず当たり前ですが、失敗した事のない人なんて一人もいません。これからも全く失敗しませんという人もいないでしょう。
今まで沢山失敗してきたから出来るようになっているものが沢山あるでしょうし、これからも失敗を恐れず挑戦するからこそ成長していくのです。
上手くいかない事が多い、沢山失敗してる、という人もそんな事は気にする必要がありません。むしろ沢山挑戦してきて偉いと自分を褒めて下さい。
勿論、防げるミスは減らしていく方が良いですが、初めての事に取り組む時、自分のスキル以上の事に向き合う時、そうした挑戦の失敗はむしろ積極的にやってもいい位です。
ポイント
挑戦に失敗はつきもの、沢山挑戦して偉い!
失敗したから出来るようになる事がある!
②失敗は全てがあなたの責任ではない
失敗の全てがあなたの責任とは限りません。
自分のミスは反省して次に活かすべきですが、環境や状況など他の要因によるものはあなたが落ち込んでも解決も改善もされません。
上司の指示ミスだったり、仕事を完了できる時間や人手が不十分だった場合、その全てをあなたが負う必要はありません。次に同じような事にならないようにあなたに改善出来る事があれば改善し、出来ないのであればこの業務はこれ以上のクオリティでは不可能だと割り切ってしまいましょう。
失敗や成功を重ね経験値が増える事で、自分に出来る事も改善出来る範囲も増えていきます。焦らずに今出来る事に取組みましょう。
ポイント
自分の出来る事に向き合おう!
経験が増えれば出来る事も増えていく!
③失敗して落ち込んでいる時点であなたは真面目に取り組んでいる
失敗した時に、自分が悪いのは分かっているのに落ち込んでしまって情けない、なんて思っていませんか?
落ち込むという事は、あなたがその仕事を真剣に取り組んで頑張ってきたからこそ感じる感情です。そうやって一生懸命仕事に向き合っている姿勢をまずは自分で褒めてあげましょう。
その真剣に向き合う気持ちがあれば、必ずその失敗を成功の基に出来ます。その為に必要な、失敗の原因の分析や自分の行動変化に取り組めばいいだけです。
落ち込む事が出来るあなたは、成功の切欠が見えている状態です。
ポイント
落ち込んでいるのは真剣に取り組んでいる証拠!
失敗の原因や行動変化をに向き合っていれば必ず成功する!
④失敗が必ずしも本当に失敗ではない
失敗とはやりそこなうこと、目的を果たせないこと、予期した効果をあげられないことを言います。
「失敗しました」と相談に来る人の中で一定数は、まだ間に合うのに、まだ終わってないのに、という状態の事があります。誰からも失敗と言われていないのに自分で失敗だと決めてつけてしまっているのです。
また、上長や同僚、取引先などの相手に対して必要な説明を十分に出来ていない為に、結果を出しているのに失敗とみなされているという場合もあります。
これがダメだった、また失敗だ、とがっかりする前に、本当に失敗なのかを考えてみましょう。まだ間に合うなら挽回のアクションを取ればいいですし、説明不足や理解不足ならそれを補えるようにしてみましょう。
ポイント
失敗だと自分で諦めてしまわないようにしよう!
相手の期待に応える為には説明や理解が必要!
⑤失敗しないで成功している人はいない
失敗は成功の基と言いますが本当にその言葉通りで、失敗してもその原因を追究したり、欠点を反省して改善していくことで、かえって成功に近づくことができるということを理解しておく事はとても大切です。
言葉を知っていても、実際に失敗した時に目の前のダメだった部分にばかり目がいき、そこから何を活かせるのかを見つけられないままでいる人がいます。それはとっても勿体ない事です。
何もかも上手くいくよう見えている上司や同僚も、沢山の失敗を積み重ねて来て今があるのでしょうし、現在も失敗している事もありつつそれを活かしながら進んでいるのです。
ポイント
ダメな部分にとらわれすぎないように!
隣の誰かも失敗しながら今を頑張っている!
⑥失敗したのは会社でのあなたであってプライベートのあなたではない
上司から叱責された、お客様からクレームを受けた、そんな風に誰かに怒られたり叱られたりするという事実は気持ちを落ち込ませる大きな原因になります。
失敗したのは自分だし怒られても仕方ないと頭では納得していても、気持ちがどうしても前向きになれない事もあるでしょう。
だけど間違えないで下さい。仕事で失敗した時に叱られたり、時には感情的に怒鳴られたりしたとしても、それは会社で仕事をしている時のあなただけです。業務を請け負いそれが上手くいかなかったという事だけに対して言われているだけなのです。
あなたのパーソナリティを否定するものでも、生まれて来てからこれまで頑張ってきた事を否定するものでもありません。
一回の仕事の未達に対しての相手の言葉を大きく受け止めすぎると、あなた自身があなたの価値を見失ってしまう事になりますので、叱責はしっかり受け止めながらも、それをプライベートの自分ときっちり区別するようにしましょう。
ポイント
仕事の失敗が自分の全てであるように考えない!
失敗はあなたの頑張りを否定するものでは無いと理解しよう!
⑦失敗する事であなたは成長する
失敗する事で、この方法では出来ないんだな、これでは上手くいかないんだなという事を学ぶ事が出来ます。
そして失敗しなければ、そこからのリカバリーの方法や失敗した時の気持ちを学ぶ事は出来ません。
このように失敗から得られるものは沢山あります。失敗=悪、絶対ダメという考えでいると、そうした失敗から学ぶものを上手く見つけられなくなってしまい、新しい事や今までと少し違う事に対して必要以上に憶病になってしまいます。
そうなると仕事が嫌になり、ますます失敗しやすくなる悪循環に陥ってしまいますので、ダメになった事ばかり考えずに得られたものをカウントするように意識を変えていきましょう。
ポイント
失敗からでしか得られないものがある!
ダメになったものより得られたものをカウントしよう!
失敗した後の立ち直り方
①無理に頑張ろうとしない
落ち込んではいけない、頑張らないといけないと無理に自分を追い込んでいませんか?
人間だれしも上手くいかなければがっかりしますし、失敗すれば落ち込みます。それは悪い事ではありません。一生懸命取り組んでいるからこそ落ち込んでしまうのです。
今すぐ気持ちを切り替えられないなら明日でもいいのです。
落ち込んでいる自分を認めてあげて、気持ちの切り替えに余裕を持たせてあげると案外すっきりする事もあります。
こう考えよう
頑張ったけど失敗したから落ち込んでしまうな、今日はどうしても前向きになれないけど今出来る事だけしっかりやって、後は明日からまた頑張ってみよう。
②感情を書き出して自分を冷静に見てみる
失敗してしまった内容とそれに対する自分の気持ちを紙に書き出してみましょう。そうする事で、実は自分が落ち込んでいる要因が失敗そのものではなく、誰かに迷惑をかけた事だったり、失敗を見られて恥ずかしい事だったと気付ける時があります。
自分の気持ちを冷静に分析する事で、落ち込む気持ちの切り替えをする為に必要な方法がわかるようにもなるでしょう。
また、失敗した内容を書き出してみると、思ったより大したことない内容だった、何故これが出来なかったのかと不思議に思うほど簡単なものだったりします。
そうは思えないという時は、自分ではなく他の人が同じ問題に直面していたらどう解決方法をアドバイスするかという気持ちで向き合ってみて下さい。そうすると客観的に問題を見る事が出来、やるべき事を見つけやすくなります。
こう考えよう
今日の失敗は自分の確認不足だった。書いてみたら大した事ないのになんであんなに落ち込んだんだろう。すごく迷惑かけたと思ったけど、先輩が言うように他の人が同じ事しても私もそんなに気にならない。気にしすぎだったんだな。
③自分のせいだと考えるのを一回やめる
どうして確認しなかったんだろう、何故こうしてしまったんだろうと落ち込んでいっている時は、自分がもっとこうしたら良かったのにという考えが無限に出て来てしまいます。
それを前向きに捉えて次はこうしようと思える時はよいですが、そうではなくどんどん「自分が悪い」の渦に飲み込まれて行ってしまいそうになったら一旦考えるのをストップしましょう。
もう一切その問題について考えない位の気持ちでも大丈夫です。
ネガティブの渦に陥っている時は、良い解決方法も改善アクションも出てきません。一旦保留して気持ちが落ち着いてから考えた方が絶対上手くいきます。
こう考えよう
今、悪い方に考えが向いてる気がする。今日はもう考えない、明日元気になってまたちゃんと向き合おう。
④落ち着いて深呼吸
失敗してしまったと思った瞬間に冷静でなくなってしまう事もあります。慌てて何かをしようとしても、動揺したままアクションを起こすと更なるミスを引き起こしてしまう原因にもなりかねません。
まずは落ち着いて深呼吸をしましょう。大きく腹式呼吸を意識してしっかり深呼吸する事で、気持ちを落ち着かせて冷静に対処出来るようになります。
家に帰っても今日の失敗を思い出して落ち込んでしまうという時にも、ゆっくり深呼吸して気持ちをリラックスさせると沈んでいく気持ちを持ち直す事が出来ますので、ぜひ実践してみて下さい。
こう考えよう
まずい!やってしまった!やばい!・・・まって、落ち着いて。焦ってるよ私。深呼吸しよう。よし、息を吸って、、。
⑤次に出来る事を考えてみる
失敗の後は、その時に出た損失や迷惑をかけてしまった相手、自分を取り巻くダメだった部分に目が行きがちです。
そんな時は、ダメな部分ばかりを掘り下げるのではなく、他に何が出来たか、次にやるならどんな事が出来るかという方向に自分の思考を切り替えてみましょう。
また、失敗した事にまだ冷静に向き合えないなと感じたら、他の仕事に一旦集中してみるなど、やらないといけない他の業務に対して出来る事を考えるのも良いですね。
自分にもっと出来る事はないか、今出来る事は何かを考えていると、失敗して落ち込んでいた気持ちをやる気に方向転換出来るようになります。
こう考えよう
これを確認しなかったから失敗してしまったな。次はちゃんとブルチェックしよう。期日にも余裕を持つようにして、出来れば先輩にも見て貰って、事前にあれをやっとけばもっとスムーズにいくはず。
⑥先輩や上司に失敗談を聞いてみる
大きな失敗をしてしまったとか、誰でも出来る事を失敗してしまったなどと落ち込んでしまった時は、会社の先輩や上司に相談してみると良いでしょう。
おそらく同じような失敗をした経験をした人がいて、その時は大変だったよ、こんな風に対処したんだよ、といった経験談を聞く事が出来るでしょう。
自分だけが上手くいかないような気持ちになる事は誰にでもあります。けれど、だいたいの失敗はあなただけが経験した事ではなく、先輩方も同じように失敗しながら成長していますので、思い切って相談する事で自分だけではないんだなと理解出来るようになるでしょう。
先輩だけではなく同僚にも相談すると、より身近な悩みを共有出来てみんな同じように頑張っているんだなと分かる事で気持ちが楽になっていくと思います。
こう相談しよう
先輩、今日こんな失敗をしてしまったんです。どうしたらもっと上手く出来たと思いますか?先輩は失敗とかしなかったですか?
⑦気分を変える魔法を知っておく
自分のストレス解消法やモチベーションを上げる方法を知っておくのは大切です。
ちょっとした事で気分が上がる切欠になるものは沢山あります。落ち込んだ時に食べる特別なお菓子や、元気が欲しい時に見る推しの写真、気持ちが安らぐ香りのアイテムなど、小さなものなら会社に持っていく事が出来るのですぐに使う事が出来ます。
また、自分がそれを持っているという事実が気持ちに余裕を生む要因になってくれる事もあるので、気持ちをアップする魔法のアイテムを自分で用意しておくと良いでしょう。
こうしよう
今日はちょっと大変な打ち合わせがあるから、お守りにお気に入りのあれを鞄に入れていこう。
⑧仕事の自分と違う自分の楽しみを作る
その日の落ち込んだ気持ちをプライベートの時間にも引きずってしまうと、本来はリラックスするべき時間に心が休まらず、寝つきが悪かったり、疲れが取れなくなってしまいます。
そうすると、翌日も万全の体調で仕事に取り組めなくなってしまい、またミスをしてしまったり、小さな失敗なのに必要以上に落ち込んでしまったりしてしまいます。
オンオフをしっかり区切ってプライベートを充実させる為にも、趣味の時間や帰宅後の自分の楽しみを作る事が大切です。
仕事の後の楽しみがあれば、嫌だなと感じる仕事も乗りきれたり、残業しないように頑張ろうと集中して仕事に取り組めます。
こんな予定を立てよう
今週の休みは行きたかったカフェに行こう。新作のケーキを食べてゆっくり過ごそう。
⑨失敗を成長の種にする
失敗という言葉の持つネガティブなイメージに惑わされないようにして下さい。
失敗する事で得られるものが沢山ある事はこれまでもお伝えしてきましたが、それでもやはり失敗するよりしない方が良いと感じてしまう事でしょう。
確かに、無理して失敗したり、手を抜いて失敗したり、やるべき事をやらずに失敗する事は無い方が良いでしょう。
ですが、懸命に取り組んだ結果失敗してしまった事、新しい事に挑戦する経過で起きる失敗は、その方法だと成功しないという事がわかるという大きな成功への一歩なのです。
その事に気付いて失敗を客観的に分析し考える事が出来るようになれれば、あなたの今日の失敗は明日の成長の種となり、失敗を恐れる事なく挑戦し続けられる人になってゆくでしょう。
こうなろう
今日これで失敗したから、明日は違う方法でやってみよう。それがダメならこれはどうかな?やれる事が沢山あるな!
まとめ
いかがでしたか?
今回は仕事で失敗しても大丈夫な理由7つと立ち直りの為に必要な方法まとめをご紹介してきました。
誰しも失敗をしたくないものです。ですが、時には自分ではどうしようもない失敗もあります。
頑張った分だけ悔しくて、落ち込んで、立ち直れなかったりもします。
渦中にいる時はもうダメだ、もう取返しがつかないと感じてしまいがちですが、大丈夫です。頑張っている人の事は誰かが見て気づいています。声に出さなくても応援してくれています。
落ち込んでしまっても、それでもまたなんとか前を向こうと思っているあなたに、今回の記事が少しでも参考になっていれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
上司と合わないと感じている人は苦手な上司との向き合い方もご覧下さい!
落ち込んだ後に頑張る人に今日から出来る簡単モチベーションアップ方法もご紹介しています!